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薬効・薬理試験

アレルギー・炎症・免疫系

■Ⅰ型アレルギー反応

PCA反応に対する作用 (ラット)
剪毛した動物の背部皮内にIgE抗体を含む抗血清を投与し、48時間後に抗原および色素液を静脈内投与して反応を惹起します。一定時間経過後に背部皮膚にできた色素斑の色素量から被験物質の効果を判定します。
ASA反応に対する作用 (マウス)
卵白アルブミンを抗原とし、アジュバントとともに動物に注射して感作動物を作製します。一定期間経過後に同種抗原を静脈内投与し、ASAを惹起させます。死亡率(死亡数/実験動物数)を指標に評価します。
SCHULTZ-DALE反応に対する作用 (モルモット)
感作動物から回腸を摘出し、筒型標本を作製します。栄養液を満たしたオルガンバス中に標本を懸垂し、感作抗原添加後の収縮高を指標に評価します。

■Ⅱ型アレルギー反応

RCA反応に対する作用 (ラット)
同種抗血清を動物の背部皮内に注射します。一定時間経過後に皮膚を剥離して注射部位における重量を測定し、対照部位に対する抗血清注射部位の重量増加率(浮腫率)を指標に評価します。
FORSSMAN SHOCKに対する作用 (モルモット)
ウサギ抗ヒツジ赤血球(SRBC)血清を動物に静脈内注射し、抗血清注射1時間後までの生存率と致死時間を指標に評価します。

■Ⅲ型アレルギー反応

ARTHUS反応に対する作用 (マウス)
動物にウサギ抗ヒツジ赤血球(SRBC)を投与して感作動物を作製します。一定期間経過後に同SRBCを右後肢足蹠皮下に投与して反応を惹起させます。惹起直前および惹起後の足の厚さを測定し被験物質の効果を評価します。

■Ⅳ型アレルギー反応

DTH反応に対する作用 (マウス)
Picryl Chloride(PC) EtOH溶液を動物の耳介に塗布して感作します。一定期間経過後に他側耳介にPCオリーブ油溶液を塗布して反応を惹起させ、耳介の肥厚を指標に評価します。

■抗体産生

IgE抗体産生に対する作用(マウス)
卵白アルブミンを抗原としてアジュバントとともに動物に注射して感作動物を作製します。一定期間経過後に採血を行い、血中のIgE抗体を測定します。被験物質の作用はこの血中IgE抗体を指標に評価します。

■病態モデル

アレルギー性鼻炎に対する作用(ラット、モルモット)
アレルギー性結膜炎に対する作用(ラット、ウサギ)
アトピー性皮膚炎モデル(マウス、ラット)
皮膚起炎物質の定期的な吸引あるいは塗布後に惹起したアトピー様鼻炎・結膜炎・皮膚炎を指標に評価します。

■炎症系に関する試験

カラゲニン誘発足蹠浮腫に対する作用 (ラット)
カラゲニンを動物の後肢足蹠に投与し、一定期間経過後にプレシスモメーターを用いて左右後肢の足容積を測定します。被験物質の作用は足容積を指標に評価します。
ヒスタミン、ブラジキニン誘発血管透過性に対する作用 (ラット)
動物に色素を静脈内投与し、直ちに各種ケミカルメディエーターを背部皮内に注射します。一定時間経過後に背部皮膚を剥離しメディエーター投与部位の色素量を指標に評価します。
アジュバント関節炎に対する作用 (ラット)
アジュバントを動物の後肢足蹠に投与し、一定時間経過後にプレシスモメーターを用いて左右後肢の足容積を測定します。被験物質の作用は足容積を指標に評価します。
膀胱炎モデル動物を用いる試験(ラット、ウサギ)
起炎菌を膀胱内に注入し、膀胱炎を起こした動物を用いて排菌数、尿性状等を指標に評価します。
 

足浮腫測定装置